真性包茎と保険適用

包茎治療といいますと、どうしても保険適用にはならない、という印象があります。
保険適用にはならないということなのですが、一般的には仮性包茎の場合です。
仮性包茎は一般の生活では支障をきたすことがないとされていますので、
保険適用外となっているのです。
ですので、けっこう大きな手術費用などが仮性包茎にはかかってしまいます。
一方で、問題なのが真性包茎です。
真性包茎の場合なのですが、具体的には保険適用がされます。
ですので、かなり安い金額で手術を受けまして、
真性包茎から逃れていくことができるのです。
ちなみに真性包茎は性交渉にも不具合がきたすと認められています。
スムーズな性交渉ができなかった経験がある方は、
真性包茎をしっかりと治していくべきです。
その真性包茎の保険適用の手術ですが、
費用としましては1万円から3万円前後が相場です。
10万円前後する仮性包茎と比べましても、
やはり安くなっているということがよくわかります。

不妊の関連性

真性包茎の方で気にするものの一つが、不妊というものです。
最近では、晩婚化も進んできまして不妊というものに危機感が出てきています。
ただでなくても30代以降の結婚が多くなりまして、
子供ができにくい環境になっているのにもかかわらず、
その他の悪条件も重なってしまうとどうなるのか、と思っている方も多いのです。
そこで真性包茎と不妊の関係性なのですが、
基本的には精子の生成には大きな問題はありません。
しかし、複合的な問題になるのですが、
真性包茎の方は早漏の方が多いのです。
亀頭が皮に守られていますので、
刺激に弱い傾向が強くちょっとした刺激でも射精をしてしまうことがあります。
ですので、結果的にセックスができなくなってしまうような方もいます。
そういったことでしたら、不妊に真性包茎はつながっている、
というようないい方もできるでしょう。
直接的な関係性ではありませんが、
ある程度の影響は出てくると考えてもよろしいのです。

真性包茎の割合

日本人は基本的に、包茎率が非常に高いということが言われています。
文化的に、生まれた時に皮をむいたり、
割礼をおこなったりというようなこともしてないのです。
ですので、基本的に包茎ということは珍しいことではありません。
包茎にはいろいろな種類があるのですが、
一般的に包茎の比率は60パーセントを超えるといわれています。
いままでいろいろな調査が行われてきたのですが、
その多くで同様の結果というものが出ています。
ただし、問題は真性包茎の比率です。
真性包茎の割合というものは極端に少ないです。
いろいろな調査結果があるのですが、
全体の5パーセント以下であるといういことは確実であるといわれています。
ある調査では3パーセント程であったこともあります。
ですので、包茎の方の大多数は仮性包茎であるというわけです。
真性包茎は少数派ですので、
そういった意味でも悩む部分は大きいといえるでしょう。
見た目的にも仮性包茎とは違いがあります。
なかなか難しい判断が必要でしょう。

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